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- 1.コースについて
- 教育プログラムは既設の専攻からなる基盤専攻群と特別コース群から成り立っています。 基盤専攻群は既設の専攻の博士課程定員の50−70%の定員を修士課程まで伸ばした形での博士一貫教育プログラムです。 特別コースは技術革新の早い分野、社会的ニーズが極めて高く、企業との連携が重要である領域において、既存の専攻単独では研究・教育対応が困難である分野について、社会的な要求度に応じて設置し、博士の学位を有する技術者並びに教育者の緊急要請に応えるものです。 特別コースの特徴は、国のプロジェクトあるいは、産業界の要請に基づいたコースを設置することも可能であることで、産業界からの積極的な参画も歓迎するもので、産学官が連携しての人材養成が期待できるものです。 下図に基盤専攻群と特別コース群との関係を示します。
既専攻内プログラムと特別コースプログラム
現時点で既専攻内プログラムは31コース及び特別コースは1コースが設置されており、順次拡大設置が検討されています。 また平成18年度4月1日に各コースに編入されたコース編入の学生は全学で34名です。
- 2.カリキュラム構成
- コースワークカリキュラム以外に、海外研修、インターンシップ等の派遣プログラムを必修とすることにより、専門力、人間力の向上を目指し、特に海外研修では、海外大学での単位取得を推奨しています。 博士一貫教育プログラムでは、修士論文作成を義務とせず、より簡易な特定課題研究による修士課程修了が可能なため、* 修士論文作成に要する時間をインターンシップ、海外研修に割り振ることが可能となります。 また、全体で3−4年という長期のカリキュラム構築が可能であるため、コースワークを充実することが出来、より幅広い知識を得ると同時に、修士、博士連続した研究により、レベルの高い研究成果が期待できます。 博士の学位取得までを視野に入れた人材の養成プログラムの開始は、自分で問題を発見し解決する総合的な「専門力」の向上実現の切り札になります。 コース学生が自分自身の将来像を踏まえて自前の養成プログラムを考え、自分にあったカリキュラム構成を構築することが求められます。 下の図は、特定能力強化カリキュラム構成の例として、研究に重点化した専門力強化カリキュラム、マネージメン力等の能力強化を意図したカリキュラム、また将来国際的な場での活躍を意図したカリキュラムを示してあります。博士一貫教育プログラムに対応したカリキュラムにより、専門力の強化された人材、専門力に加えてマネージメント力・企画力が強化された人材、さらに国際競争力が強化された人材等の多様な人材が育成されます。
*コースによって異なる場合がありますので詳細はコースを設置している専攻に問い合わせて下さい。
目指すべき人材像に従い多様な選択が可能であり、上図はあくまでも一例として示したものです学ぶ者が自由に選択可能です。
- 3.修了要件
- 下に示した図は既存の課程と博士一貫教育プログラム履修学生との相違を示したもので、一貫コースの修了要件は:大学院全学期間にコースワーク30単位(派遣プロジェクト4単位(必修)を含む)及び在学学期の講究(必修)を履修する必要があります。
- 4.平成23年度博士一貫コース設置専攻
- 平成23年10月12日現在の博士一貫教育プログラムに参画している研究科は理工学研究科、生命理工学研究科、総合理工学研究科、社会理工学研究科の4研究科で、博士一貫教育コース(基盤専攻群)を設置している専攻は下の表に示した29専攻です。
平成18年度 一貫コース設置専攻
専攻名 |
専攻名 |
理工学研究科 |
総合理工学研究科 |
物質科学 |
物質科学創造 |
材料工学 |
材料物理科学 |
有機・高分子物質 |
人間環境システム |
応用化学 |
創造エネルギー |
化学工学 |
物理電子システム創造 |
機械物理工学 |
メカノマイクロ工学 |
機械制御システム |
物理情報システム |
機械宇宙システム |
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電気電子工学 |
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電子物理工学 |
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集積システム |
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土木工学 |
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建築学 |
社会理工学研究科 |
国際開発工学 |
経営工学 |
原子核工学 |
社会工学 |
生命理工学研究科 |
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分子生命科学 |
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生体システム |
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生命情報 |
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生物プロセス |
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生体分子機能工学 |
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